子どもが夜怖がらないようにとテント内に、いくつもランタンを置きテント中心に1番明るい「ランタンを吊り下げた物なら、もう大変!蛾やカナブンやいろんな虫が光を求めて飛んできて大変なことになった!という経験をしたこともあるでしょう。
子どものことばかり気を取られてしまうと、つい初歩的なミスをしてしまいがちですよね。
そんな虫との格闘に疲れた後、ゆっくり体を休めるためには「マット」が重要!マットは様々なブランドから、いろんな種類が販売されていますのでいくつかポイントをご紹介していきます。
目次
荷物を減らしたい軽量化したい一心で寝室作りを怠ってしまうと、痛い目に遭ってしまいます。
凸凹した地面で寝ることで体が痛くなる、硬い地面上で寝ることで起きたら体がバキバキなんてことも。癒しのキャンプに来たつもりが、ストレスを感じて帰るのはせっかく来たのに勿体無い。
子どもは敏感なためいつもより寝心地が悪いとなかなか寝付けなかったり、睡眠が浅く朝から機嫌が悪いなんてことは嫌ですよね、、。
また季節問わず楽しめるキャンプだからこそ、夏の暑さや冬の寒さを直に身にもって感じます。暑さや寒さを抑えてくれる断熱効果としての役割もマットにはあるのです。
いつもと違う環境だからこそ、キャンプ場の凸凹した地面の具合がわからないこそ、どんな状況でも快適に眠れる寝室を作りましょう。
まず最初の寝室作りのポイントとして、マット選びはとても重要です。
どのマットにもサイズがあり、ベットサイズと同じようシングルサイズ・セミダブルサイズ・ダブルサイズが用意されています。ファミリーで寝るときどのよう並びで寝るかによって買うものが異なってきます。
1番多い寝方としては家族みんなで川の字スタイルですね。大人2人、子ども1人の場合であればダブル1枚あれば十分なスペースが確保されます。大人2人、子ども2人の場合であれば、シングル+セミダブルで十分のサイズ!もしくはテントに十分なスペースがあるのあればダブル2枚がおすすめです!
テントの寝室スペース全てにマットをひいてゴロゴロできるようにしたい場合は、シングル+ダブルなど組み合わせることでより広々としてスペースを作れます!
シングルサイズ | 横幅97cm × 長さ195cm |
セミダブルサイズ | 横幅120cm × 長さ195cm |
ダブルサイズ | 横幅140cm × 長さ195cm |
マットを買う時の判断材料として、サイズだけではなく「R値」も一緒に確認しましょう。
R値とは断熱性を知る値で、数値が高いほど断熱性が高いのです。数値が高いと、より冬に適してるということになりますね!
いつもキャンプに行く時期が決まっている場合はその季節に合ったR値のものがおすすめですが、暑がりな子どもがいるファミリーキャンプの場合はオールシーズン使えるもの、もしくはR値2.5〜3.5を探しましょう!
寒がり | 暑がり | |
---|---|---|
春 | R値3.0~3.5 | R値2.0~2.5 |
夏 | R値1.5~2.0 | R値0.5~1.0 |
秋 | R値3.0~3.5 | R値2.0~2.5 |
冬 | R値4.0~4.5 | R値3.0~3.5 |
氷点下 | R値4.5以上 | R値4.0~4.5 |
一口にマットといってもマットの種類はとても増え、選ぶのに一苦労です。
ただ広げるだけのもの、自然と空気が入るもの、空気入れで入れるものたくさんあります!
マットのそれぞれの特徴を知り、子どもも一緒のキャンプだからこそ寝室部分に妥協はせずに自分たちのファミリーキャンプに合ったものを見つけることでより快適な寝室スペースを作れます。
クッション材(ウレタンフォーム)に空気が入ること膨らみフカフカしたマットです。
地面との間にクッションが挟まれることによって、地面のゴツゴツを感じずに家で寝ているかのうような快適な寝室が作れます。
サイズはシングルからダブルまで、厚みは2cm〜10cmまで幅広い種類があります。もちろん厚みが大きくなればなるほど、収納時のサイズは大きくなります。
片付けの際は、空気弁から空気を抜いて小さく折りたたんでいき収納袋に入れます。ダブルサイズの場合は少し時間がかかるの2人くらいで片付けるとスムーズです。
ファミリーキャンプの際は空気を抜きつつ子どもにマットに乗ってもらい空気を抜くお手伝いをしてもらうのも良いかもしれません!
少し大変な面もありますが、睡眠の質が悪く寝不足になるよりはメリットは多くおすすめです!!
厚さ10cmのクッションのため、家で寝ているかのように快適安眠!!
空気弁を開くと自動で空気が入り、他の準備をしているときに広げておくだけで勝手に膨らみます。また、収納袋が空気入れ代わりになるためパンパンに膨らましたい人は追加で空気を入れましょう。
簡単に空気を入れられるので子どもに手伝ってもらうのもおすすめ!
抜群のクッション性でキャンプで疲れた体をゆっくり休めることができます。
片付ける際は、空気弁を回すと自動で抜けていき逆止弁付きのため余計な空気が入らずスムーズに抜けるのも嬉しいポイントです!
バルブを開けて1~2分放っておくと自然と空気が入り、完全に膨らんだ状態で8cmまで膨らみます。
サイズはシングルサイズしか展開がありませんが、連結機能があるため人数に合わせて使用スタイルを変えられるのは嬉しいポイントです!
シングルサイズの場合、連結機能がないと寝相の悪い子どもがマットとマットの間に挟まれているなーんてこともあるあるですね。
バブルが2つあるためスピーディーに空気が入ることはもちろんですが、片付けをする際もどんどん空気が抜けるので手間を取られずに済みます。小さく圧縮した後は専用収納袋にスムーズIN!!
空気弁をあけて置いておくだけである9割程度膨らみますが、パンパンにしたい人は付属の空気入れで入れると10cmの厚みになります。
十分すぎるマットレスが完成するため家でくつろいでいるかのようなフカフカ感があり、いつもと違う環境に慣れづらい子どもでも安心してぐっすり寝れます。
サイズ展開は、S(シングル)、M(セミダブル)、L(ダブル)と3つあります。組み合わせ次第で様々なテントにシンデレラフィットが可能!!
また、汚れがちなマットシートは取り外しが可能で、洗濯機で丸洗い可能!子ども連れのファミリーキャンパーには嬉しいポイントが満載です。
インフレーターマットよりも手頃な価格で快適安眠を手に入れられるがエアーマットです。
インフレーターマットと売り2つのエアーマットですが、その違いとしてエアーマットはクッション性はなく中が空洞になっています。そのおかげで軽量かつコンパクトな睡眠グッズを探している人にはおすすめです。
中が空洞だからといって寝心地が悪いわけではありません!凸凹している地面も気にせず寝れるメリットがあるのはもちろん、断熱効果のおかげで地面からの冷気に睡眠を邪魔されることもありません。
軽量だからこそキャンプ場に運ぶまでのお手伝いを子どもにやってもらうのも良いですね!
持ち運び時は570gと子どもでも簡単に持てるにもかかわらず、空気を入れると7cmの厚みのある快適マットの完成です!頭の部分には枕もあり、厚さは12cmに設計されています。
ダブルの空気入れ口があることで、枕の高さとマットの厚みを自分好みに変えられます。
また、防水性・乾燥力が強いため朝方の結露や雨天時にも強い味方!!
できるだけ軽く、ある程度の厚みが欲しい人には嬉しいマットです。
しかしサイズはシングルしかないことや連結機能がないこともあり、小学校高学年くらいの子どもであれば問題はありませんが小さい子どもの場合マットの間に落ちて寝ているなんてこともあるかもしれません。
空気入れで空気を入れると20cmの厚みができるフカフカのエアーベッドです。
ダブルサイズのため家族3人であれば十分に寝ることができます。エアーマットに直接寝るのではなく、シーツなどタオルを敷いてから寝るのがおすすめです。
寝心地は文句なしなのですが、空気入れを忘れてしまうと言葉も出ないほどのショック、、。また、自転車の空気入れでは空気が入りませんので対応している空気入れを買うことをおすすめします。
キャンプには欠かせないマットをご紹介させていただきました。
子どももいるからつい荷物を少なく、省けるところは省きたくなってしまうファミリーキャンプですが子どもがいるからこそ丁寧な下準備を心がけましょう!
ママさんパパさんにはお財布事情や荷物運びなど大変なことが満載ですがフカフカのマットでいつもと変わらず寝てくれたら、焚き火台の前で癒しの夫婦の時間を楽しめます!!