「せっかく子どもとファミリーキャンプに来たのにすることがない!」
なんてお悩みの、お父さんお母さんいるのではないでしょうか?
特に急な雨で外で遊べなくなってしまったり、冬キャンプに行くとなおさらですよね。
そんなときは家族みんなで楽しめる「ボードゲーム」がおすすめです。
そこで今回は小さいお子さんでも楽しめる簡単なボードゲームから、大人数で楽しめるボードゲームまで詳しく紹介します。
目次
ボードゲームとは、その名の通りボードやコマ・カードを使って遊ぶゲームを言います。
アメリカやヨーロッパで広く発展し、その中でもドイツは本場と呼ばれるほど盛んに楽しまれています。
最近は日本でも大会などのイベントをはじめ、ボードゲームを幅広く扱う専門店が増えていますよね。
また実際にボードゲームで遊べるカフェに、足しげく通う愛好者の方はどんどん増えています。
そしてボードゲームの魅力は誰もが平等にみんなでたのしめることです。
家族水入らずのファミリーキャンプをボードゲームでより楽しいものにしましょう!
ボードゲームといっても、さまざまな商品が店頭で発売されています。
なんと2万種類のボードゲームが発売されており、何を購入すればよいのかわからないですよね。
筆者も下調べをせずに店頭に行って、その数に圧倒され何も購入できずに帰ってきた過去があります。
そこでこれからいくつかの項目にわけてボードゲームの選び方を紹介します。
ボードゲームのタイプは基本的に戦力型・心理戦・表現型・協力系の4つに分けられます。
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
戦略型のボードゲームは、まわりの状況を考えながら作戦を練るゲームです。
頭を使うことが好きな方に好まれるため難易度が高いものが多いです。
そのため小さいお子さんだと一緒に楽しめないこともあるかもしれません。
心理戦のボードゲームは、プレイヤー同士の騙しあいや読みあいが楽しめるゲームです。
ドキドキする展開に家族みんなで盛り上がること間違いなしですね。
表現系のボードゲームは、豊かな表現や自由な発想を楽しむゲームです。
1人1人の表現に予想できず、戦略が全く通じない楽しさがあります。
また、普段はなかなか見られないような家族の姿が見られたりするので盛り上がりますよ。
協力系のボードゲームは、家族みんなで協力して達成感を味わうことができるゲームです。
ボードゲームを通じて家族の仲が深まること間違いなしですね。
ほとんどのボードゲームはそれぞれ対象年齢が定められています。
もし小さいお子さんと楽しみたい方でも、対象年齢を確認せず遊ぶと難しくて理解ができず、全然楽しめないということも。
ボードゲームを楽しむ、1番小さいお子さんの年齢に合わせて無理なく最適なものを選びましょう。
簡単なものでも種類が豊富なため、大人も新鮮な気持ちで楽しめますよ。
軽量級とは、3〜11歳向け・20分以内のものをさします。
ルールを理解しやすいものが多く、簡単で気軽に楽しめます。
1ゲームの時間も短いため、小学生以下のお子さんでも飽きずに楽しむことができるでしょう。
中量級とは、12歳〜向け・40分前後のものをさします。
1番種類が多く、名作ぞろいのためボードゲームの選択肢が増えます。
40分と程よい時間なのでキャンプの暇な空いている時間を利用して楽しるでしょう。
重量級とは、18歳~向け・60分程度のものをさします。
かなり複雑なボードゲームが多く時間がかかるため、初心者にはあまりおすすめできません。
それでは実際にファミリーキャンプでおすすめのボードゲームを紹介します。
六角形のフィールドにはめ込まれた氷ブロックをハンマーで叩き落とし、氷の上にいるペンギンを落としたら負けというゲームです。
順番にハンマーで氷を落とすという簡単なルールなので小さいお子さんでも楽しく遊べます。
しかし意外にも敵との駆け引きを楽しめる戦略性のあるゲームでもあるので、大人も楽しいでしょう。
誰もが知っている「しりとり」をベースにしたゲームです。
まず場のカードに書いてある文字から始まり自分の手札に書いてある文字で終わる言葉を考えます。
そして、思いついたら箱に投げ入れるという簡単なルールです。
しりとりとの違いは早い者勝ちというところで、手札がなくなった人が勝ちです。
簡単で誰もが知っているしりとりがベースなため、世代を問わず楽しむことができるでしょう。
オセロや囲碁などに似た自分の陣地を取り合うゲームで、ペンギンのコマと、六角形の魚タイルを使用して遊びます。
ルールは簡単で自分のペンギンを動かしてより多くの魚を取ったほうが勝ちです。
この魚タイルはペンギンたちの足場になっていて、魚を捕るとペンギンたちもどんどん動けなくなります。
他のペンギンの動きを見ながら駆け引きが必要とされるため、以外にも考えさせられるゲームです。
出題されるお題を直線と正円のみを描いてで伝えるお絵描きゲームです。
回答役を1人決めて、それ以外のプレイヤーは一斉に同じお題で絵を描いていきます。
このゲームの特徴は、必ず少ない画数の人から回答役に見せることができるところです。
お題によって少ない画数で当ててもらうか、画数が多くても丁寧に仕上げるか、駆け引きが必要になります。
ワードウルフはある話題について話し、微妙に違うワードウルフと呼ばれる少数派を見つけ出すゲームです。
カードを最初に配られた時点では自分が少数派なのか多数派なのかわかりません。
話し合いをしていく中で自分がどちらかわかれば、うそをついたり他の人に質問したりして駆け引きしていきましょう。
会話というコミュニケーションの中でドキドキ感が味わえるので、ファミリーキャンプでも盛り上がること間違いなしです。
ウボンゴはパズルゲームの要素を追加した新しいボードゲーム。
なんと世界でも多くの賞を受賞しているボードゲームなのです。
パズルボードに描かれた枠にピースがハマるように1人ずつ配置していきます。
制限時間内にうまく配置できた人は「ウボンゴ!」と言って、袋から宝石をもらえます。
集めた宝石の多かった人の勝ちです。
みんなで楽しみながら脳トレにもなるので、幅広い年代で楽しみたいですね。
アプリゲームでも流行った、人間に成りすましている狼を当てるボードゲームです。
ゲームは昼と夜のターンを繰り返します。
昼は全員で議論を行いその末に多数決で1人を追放し、夜は全プレイヤーが目を閉じて人狼が人間を1人襲撃します。
昼と夜を繰り返し、人狼を追放できれば市民の勝ち、人間を人狼と同じ数まで減らすことができれば人狼の勝ちとなります。
会話による駆け引きから、他の人を騙すスリルと人狼を見破る快感を味わえるボードゲームです。
畑に豆を撒いて育てて、たくさんの豆を収穫して換金し儲けたり交渉することを目的とした戦略性の高いボードゲームです。
限られた条件の中でどれだけうまく交渉できるかがゲームのカギとなります。
最終的にもっとも裕福なプレイヤーが勝ちです。
手札となるカードを管理する作戦能力や交渉するためのコミュニケーション能力が試される、少し難易度の高いゲームです。
今回は小さいお子さんでも楽しめる簡単なボードゲームから、大人数で楽しめるボードゲームまで詳しく紹介しました。
遊んでみたいボードゲームは見つかったでしょうか?
ぜひボードゲームで楽しいファミリーキャンプを過ごしてみてくださいね。
今回の記事の他にもファミリーキャンプにおすすめのアイテムを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。