キャンプでの楽しみといえば”自然の中で楽しむ食事”や”薪を組んで焚き火”など、普段の生活では味わえない体験ができることだと思います。
そんな体験を陰で支えるのが”アウトドアナイフ”
ナイフがないと食材は切れないですし、薪を割る時も斧やナタがない場合はナイフを代わりに使うことも可能です。
しかし、初心者やファミリーキャンパーの方はどれを選べばいいのかわからないですし、何より子供がいるので安全面には十分注意したいところですよね?
今回は、ファミリーキャンパーにおすすめできるアウトドアナイフの選び方と、商品についてご紹介します!
目次
ナイフを選ぶときのポイント
ポイント1:刃の収納方法で選ぶ
ナイフの収納方法には付属のケースに収納する”シースナイフ”と、刃を折り畳んで持ち手の中に収納する”フォールディングナイフ”の2種類があります。
収納方法の違いは利便性や耐久性に影響してきますので、それぞれの特徴を把握しておきましょう!
<シースナイフ> |
・ナイフ本体とケースがセパレートしているタイプ ・持ち手の中まで鋼材が通っており、堅牢性が高い ・コンパクトならないため、多少嵩張る |
<フォールディングナイフ> |
・刃の部分を持ち手の中に折り畳んで収納できるタイプ ・刃を折り畳むことができるのでコンパクトで持ち運びに便利 ・刃と持ち手はピンで接合されているので、堅牢性には劣る |
ポイント2:素材で選ぶ
ナイフの鋼材は主に”ステンレス”か”カーボン”の2種類があります。
同じ鉄でも素材によっては切れ味や耐久性が異なりますので、素材の特徴も把握しておきましょう!
<ステンレス> |
・サビに強く、水気のある場所や料理に向いている ・メンテナンス頻度が少なく、ガシガシ使える ・切れ味はカーボンに劣る |
→初心者やファミリーキャンパーにおすすめ! |
<カーボン> |
・切れ味が非常に鋭く、作業の幅が広い ・サビやすく、濡れたままや長期間シースに入れたままにしていると錆びてしまう ・定期的なメンテナンスが必要 |
→キャンプ上級者や熟練キャンパー向け! |
ポイント3:用途で選ぶ
ナイフは食材を切るための調理に使えるほか、薪割りやフェザースティックなどブッシュクラフトな使い方もできます!
ただし、調理用とブッシュクラフト用ではナイフの種類が異なりますので、用途に合わせてナイフを選ぶ必要があります。
食材を切るためなど、調理のために使う場合は”刃の厚みが薄いもの”を選びましょう!
分厚いと”切る”というより”割る”イメージになってしまうので、調理には向いていません。
一方、ブッシュクラフトに使用する場合は”刃の厚みが分厚いもの”を選びましょう!
また、刃と持ち手がしっかりと接合されている”シースナイフ”を選ぶと耐久性も十分にあり、安心して使用できます!
おすすめのナイフ7選
【オピネル】ステンレスNo.9
<特徴①> | 細かいサイズ展開があり、自分のての大きさに合ったサイズを選べる |
<特徴②> | 刃の根元にはロック機構が備わっており、不意に畳んでしまうことなく使える |
<特徴③> | カラー展開も多く、自分の好みに合ったデザインを選べる |
【フェデカ】折りたたみ式料理ナイフ
<特徴①> | 刃と持ち手の角度がちょうど良く、包丁感覚で使用できる |
<特徴②> | 簡単に分解することができるので、隙間の掃除などメンテナンスがしやすい |
<特徴③> | ”銀紙三号”というステンレスを採用しており、鋭い切れ味と耐久性が特徴 |
【G-SAKAI】アウトドアクッキングナイフ 直刃
<特徴①> | 刃の根元部分が半円形に繰り抜かれており、指を添えることができる |
<特徴②> | 安価でありながら圧倒的な切れ味でコスパが高い |
<特徴③> | 専用のシースケースも付属しており持ち運びに便利 |
【オピネル】ラウンドティップナイフ
<特徴①> | 刃先が丸くなっており突き刺すことができない安全設計 |
<特徴②> | 持ち手のカラーはポップなものが多く子供に人気 |
<特徴③> | サイズも7番と小さく、子供の入門用ナイフとして最適 |
【モーラナイフ】コンパニオン ヘビーデューティー
<特徴①> | ブッシュクラフトの入門ナイフとして最も有名な逸品 |
<特徴②> | ブレードの厚みは3.2mmあり、薪を割り作業も可能 |
<特徴③> | ラバーグリップはグリップ力が高く、非常に扱いやすい設計になっている |
【モーラナイフ】ガーバーグ
<特徴①> | 刃先から持ち手までブレードの鋼材が貫通しているフルタングナイフ |
<特徴②> | 耐久性が非常に高く、バトニングなど負荷のかかる作業でも安心して使うことができる |
<特徴③> | ブレードの背面はエッジ加工が施されており、ファイヤースターターとの相性も◎ |
【ブッシュクラフト】モダンスカンジ・アロカス
<特徴①> | カラーバリエーションが豊富で自分好みのカラーを選ぶことができる |
<特徴②> | 極鋭角に研がれた刃先は細かい作業やフェザースティックの作成にベスト |
<特徴③> | ブレードの背面根元はエッジ加工が施されておりファイヤースターターを使用できる |
まとめ
いかがでしたか?
ひと口にナイフと言っても料理用からブッシュクラフト用、形状にメリット・デメリットがあることをご理解いただけたかと思います!
刃物は扱いが少し大変で危険も伴いますが、正しい使い方を理解して実践すればあなたを助けてくれる”相棒”になります!
自分に合ったナイフを見つけて、快適なアウトドアライフを送りましょう!
※ナイフと一緒に刃物を探している方はこちらの記事もご覧ください!