数回の冬キャンプを経験し、キャンプの楽しさを再認識した見習いキャンパーです。寒い季節に外で1日過ごすなんて絶対に拒否だった私ですが、家族と共にキャンプの魅力にハマり冬キャンプって楽しいじゃん!!!とどっぷり沼にハマっています。
そんな私たちは次回の冬キャンプにはお座敷スタイルにしたいと模索中です。今はリビングと寝室に分けたタイプですがSNSでお座敷スタイルを見つけていいな〜と夜な夜な必要なギアを調べています。
お座敷スタイルとは、、、?2ルームテントの場合寝室とリビングスペースがあり、寝室スペースは土禁のキャンパーがほとんどでしょう。その手前のリビングスペースにも、グランドシートや銀マット・カーペットを敷いてくつろげるスペースを作ることです。
家にいるかのような快適さがあるため、小さい子どもがいるキャンパーにとっては過ごしやすいスタイルだなと感じました。そんなお座敷スタイルでも、そうじゃないスタイルでも冬のキャンプの防寒対策って難しいですよね。
我が家も絶賛悩み中のストーブ。その中でもキャンプ+自宅で使用できる「石油ストーブ」に着目してご紹介していきます。
目次
石油ストーブの魅力
魅力1:どこでも使用できる
石油ストーブは電源がなくても石油があれば点火することができるため、場所を選ばず使用することができます。電源サイトのあるキャンプ場は増えつつありますが、それでも電源付きのサイトが予約できなかった!なんてこともよくある話。
石油ストーブはその悩みを抱く必要もないため、いつでもどこでもキャンプを楽しめます。また、薪ストーブと違い煙突が必要ないためテントも選ばず手持ちのテントと合わせてキャンプができます。
魅力2:温かい
暖房器具においてこの魅力が当たり前かもしれませんが、石油ストーブはストーブの上でもお湯を沸かせるほどの温度になるため熱量が大きく暖かく感じます。
石油ストーブの熱の伝わり方は放射になるため、近くによれば寄るほど暖かさは強く感じますが少し離れいても空気が温まり暖かさを感じます。
魅力3:調理道具になる
石油ストーブの天板は熱が伝わりやすいため、お湯を沸かしたり作った料理の保温の際にも使用できます。調理もできますが、細かい火の調整は難しいので鍋の底が焦げなように注意が必要です。
子どもがいるファミリーキャンパーの場合、ついつい先に子どもにご飯を食べさせてママさんパパンさんが冷えたご飯を食べるなんてあるあるかと思います。しかしストーブの上で保温させておくことで、いつまでも温かい料理を楽しむことができます。
石油ストーブの選び方
選び方1:対流式?反射型?
石油ストーブには2つのタイプがあります。上の写真のようにストーブの周り360度どこにいても暖かさを感じられ、テントの真ん中に置きみんなが暖まれる対流式タイプ。下の写真のようにストーブの正面が暖かくなり、動線を邪魔せず配置できる反射式のタイプです。
子どもがいるファミリーキャンパーの場合、テント中心にストーブがあると子どもがぶつかってしまったり触ってしまうこともあるため対流式がおすすめです。
また対流式よりも反射式に方がコンパクトなため、キャンプの際車載に余裕があるのであれば対流式、すでに荷物でパンパンという人には反射式がおすすめです。
選び方2:安全性
小さい子どものいるファミリーキャンパーに限らず、テント内で使用する石油ストーブは万が一なにかあってからでは火事や火傷になってしまいます。それらが起こる前に、自動で火が消えるなどの安全装置が付いているものを選ぶようにしましょう。
ストーブが過熱しすぎないように制御し、過度な熱を発生させないオーバーヒートプロテクションは定番中の定番安全機能のため必ず付いていることを確認しましょう。
次に、ファミリーキャンパーは必ず確認してほしい装置が転倒防止機能付きのストーブであること。ストーブが倒れた際に自動で電源が切れ、火事や火傷のリスクを減らすことができます。
選び方3:手入れのしやすさ
ストーブは1度購入すると長い期間使用することができます。しかしそれは定期的にお手入れをしているのが大前提!!!ただただ使いっぱなしでは、フィルターなどが汚れてしまい壊れやすくなってしまうので注意が必要です。
そのため、フィルターや他の部品が簡単に取り外し・交換ができるものを選ぶようにしましょう。
ファミリーキャンパーに推したい!石油ストーブ
対流式石油ストーブKS-67H / トヨトミ
遠赤外線でじんわりとテント内を温めてくれる対流式の石油ストーブです。
石油ストーブの芯は使用すれば使用するほど劣化し、火力が弱くなっていきます。通常のストーブは火力が弱くなった場合に芯の交換が必要になりますが”KS-67H”であればつまみを操作するだけで2mmずつ上げることができます。(購入から数年は上げる必要がなく、火力が弱くなったと感じてから少しずる出すようにしましょう)
石油ストーブといえば消した後に独特のガス臭さが残りませんか!?このストーブであればニオイセーブ消火機能があるため、臭いの原因であるガスを燃やしきり臭いの発生を防ぐことができます。
他にも安全機能があり、油タンクが2重構造となっています。そのため万が一ストーブが倒れてしまっても石油がこぼれずらくなっています。
暖房目安 | 20畳前後 |
重さ | 11kg |
燃焼継続時間 | 9.7時間 |
自動消火装置 | あり |
使用燃料 | 灯油 |
対流式ストーブJKH-1 / PASECO
コンパクトかつ高出力な対流式ストーブです。冬のキャンプってギアが多く車載荷物が多くて多くて、大変ですよね。対流式ストーブはサイズが大きいものが多いですが、JKH-1の場合コンパクトなため少しのスペースで問題ありません。
火と天板の位置が近いためお湯を沸かすのも短時間でできます。冬キャンプでお湯を沸かす機会は多くありますが、短時間で沸くことで小さい子どもがいてキャンパーでも”ちょっと待ってて!”という時間は減ること間違いなしです!
また、このストーブは「屋外専用ストーブ」なのでキャンプやアウトドア専用となっています。そのため自宅では使用できないため自宅兼キャンプ用で購入を考えている人は自宅用も別に購入する必要があります。
暖房目安 | ー |
重さ | 5.2kg |
燃焼継続時間 | 18時間 |
自動消火装置 | あり |
燃料 | 灯油 |
タイマー付き反射式ストーブ / アラジンストーブ
コンパクトながらもパワフルな暖房力がある反射式ストーブです。アラジンシリーズの中でも1番人気のタイマー付きのため、ついつい切り忘れてうたた寝してしまった時などにもタイマーを設定しておくことで自動で消してくれます。(3・5・7時間の3つに設定できます)
ママさんパパさんは子供の寝かしつけでついついうたた寝してしまったこともあるでしょう!そんなファミリーキャンパーはこまめにタイマーをつけ、換気するタイミングを忘れないようにしておくと快適により安全に使用できます。
反射式ストーブは前面のみから熱がでて暖かくなりますが、”タイマー付き石油ストーブ”の場合ストーブの上部からも熱が放出されるためヤカンや鍋をおいて保温することもできます。
暖房目安 | 8畳〜10畳 |
重さ | 7.6kg |
燃焼継続時間 | 14.7時間 |
自動消火装置 | あり |
燃料 | 灯油 |
石油ストーブ SXシリーズ SX-E3723Y-HD / CORONA
遠赤外線燃料が30%も増え、冷えた体を芯から温めてくれる反射式ストーブです。点火時はボタン一つで簡単につけられ、火力の調整がしやすい大型ハンドルが採用されました。
またストーブを消すと独特なガスの臭いが発生しますが、触媒でもう1度燃焼する機能をつけたことで消火の際の臭いが大幅に軽減されました。
灯油を補充する際に手に灯油の臭いが付いてしまったり、蓋の置き場に困ったことがある人も多いでしょう。SXシリーズはタンクの蓋を開け閉めするだけで簡単にできるため手に臭いがつかずストレスフリーです。
また、補充が必要なタイミングで給油サインが点灯するのでいちいちタンクも持ち上げて重さを確認する必要がなくなります。
暖房目安 | 10畳 |
重さ | 8.4kg |
連続燃焼時間 | ー |
自動消火装置 | あり |
燃料 | 灯油 |
RS-H29N / トヨトミ
持ち運びに便利なキャリングハンドル付き、反射式石油ストーブです。どのストーブもサイズが大きめで、キャンプの際車に乗せるスペースを作るのが大変ですがこのストーブであればスリム形状になっているので場所を選ぶことなく載せられます。
コンパクトなサイズながら高出力で温めてくれるためキャンプのストーブとして大活躍すること間違いなしです!
また、点火方法は他のストーブと違いダイヤル式ではなくレバー式のためつける際もとてもスムーズです。点火の際にピーと音がなり、点火動作の合図にもなり使い勝手抜群です。
万が一キャップの締め忘れや緩みがあったままひっくり返してしまっても、中身の灯油が大量に溢れる心配がありません。
暖房目安 | ー |
重さ | 7.5kg |
連続燃焼時間 | 約12.9~15.2時間 |
自動消火装置 | ー |
燃料 | 石油 |
まとめ
石油ストーブ特集はいかがでしたでしょうか!?石油ストーブであればキャンプ以外の自宅でも使用できるためキャンプ用と自宅用と2つ購入する必要がなくなります。
冬キャンプには必需品となるストーブは使用方法やストーブをつけた時のルールを子どもと一緒に話しておくと危険なギアではなく、みんなが快適なギアとなりますのでぜひ自分のキャンプスタイルにあったストーブを見つけてくださいね!!
ファミリーキャンプで朝から夜まで思いっきり楽しむことができる魅力の詰まったキャンプ場のリンクを貼っておくので、気になる人はぜひ行ってみてください!!