ナイフや斧があると薪割りやブッシュクラフトなどのアウトドアを楽しむことができますが、”ノコギリ”があると更にできることが増えキャンプを快適に、充実して楽しむことができます!
例えば、焚き火台に乗らない大きな薪があれば短くカットすることで使うことができますし、長い枝をカットしてポールの代わりに使ったり、ランタンスタンドを組み上げたりとブッシュクラフトを楽しむことができます!
ブッシュクラフトは、ちょっとした工夫と簡単な作業で楽しむことができるので、子供でも挑戦することが可能です!
これから紹介するノコギリの選び方を抑えて、自分に合ったノコギリを見つけてみましょう!
目次
ノコギリを選ぶときのポイント
ポイント1:刃の粗さで選ぶ
一見同じように見えますが、ノコギリの刃の粗さには種類がありそれぞれの特徴も異なります!
種類には<細目><粗目><万能目>などがありますが、切断目を綺麗に仕上げたい場合は<細目>を使用すると滑らかな仕上がりになります!
一方、太い薪を切るときや素早く木材を切断したい時は<粗目>を選ぶとスピーディに切断できるのでオススメです!
ただし、欠点として<細目>は仕上がりが綺麗な分、切断に時間がかかってしまいますし、<粗目>であれば刃が引っかかりやすくなり扱いが難しくなります。
特にこだわりがない場合であれば無難に<万能目>を選ぶことをお勧めします!
それぞれのいいとこ取りをした粗さなので、初心者はこちらを選ぶようにしましょう!
ポイント2:刃の長さで選ぶ
刃の長さは持ち運びのしやすさや扱いのしやすさに大きく影響します。
刃が長ければ長いほど、切断しやすくなり所要時間も短縮することができますが、その分大きくなり嵩張るので持ち運びがしづらくなってしまいます。
一方、短いとコンパクトになり持ち運びはしやすくなりますが、切断する際の手間が増え所要時間は伸びてしまう傾向にあります。
一般的に、薪を切ったり木材を切断するのに必要な長さは150〜200mm以上とされています。
購入に迷った際は、刃渡りの長さが150 〜200mm以上あるのか確認してみましょう!
ポイント3:刃の収納方法で選ぶ
ノコギリの収納方法は様々な種類がありますが、大きく分けるならば”折りたためるか否か”が一つの指標となります。
折り畳めないタイプのノコギリは刃のカバーが付属しており、それに収納する方法がほとんどですが、コンパクトに折り畳むことはできないので持ち運びに不便なのがデメリットです。
一方、折りたたみ方式のノコギリは最大で半分の大きさに収納することができるので持ち運びに便利で収納スペースも圧迫しないので、キャンプ向きのノコギリと言えます。
折りたたみ方式の中には、真ん中からパタンと折れる”二つ折り式”が主流ですが、最近ではカッターのように収納できるものや、バタフライナイフのように特殊な展開ができるものもあります!
ただし、十分な刃渡りを確保するには”二つ折り式”が最も適しているので、どれを選ぶか悩んだ際は”二つ折り式”を選ぶようにしましょう!
おすすめのノコギリ6選
【シルキー】ゴムボーイ 万能目210mm
<特徴①> | ちょうどいい粗さの万能目なので扱いやすく初心者向き |
<特徴②> | ゴムボーイシリーズは刃渡りの種類が多く、用途に合ったものを選べる |
<特徴③> | ラバーグリップで握りやすく力が伝わりやすい設計 |
【高儀】シャークソー 愉し火
<特徴①> | 刃の表面にはフッ素コートが施されており錆びづらく耐久性に優れている |
<特徴②> | パラコードが付属しておりフックにかけられるほか、カラビナがつけられるループも付属 |
<特徴③> | 若干カーブしており刃が食い込みやすい形状になっている |
【サムライ】騎士 240mm
<特徴①> | 刃が240mmと長く少ないストローク回数で切断が可能 |
<特徴②> | 持ち手から先端にかけてカーブしており、少ない力で食い込み切断が可能 |
<特徴③> | オートロック方式となっており、ボタンを押さない限り開かない設計で安全性が高い |
【オピネル】フォールディングノコギリ No.18
<特徴①> | オピネルらしい木材のハンドルで手の馴染みがいい |
<特徴②> | オートロック方式を採用しており、ボタンを押さない限り刃が開かない設計 |
<特徴③> | カーボン製の刃になっており、鋭い切れ味が特徴 |
【オルファワークス】替刃式フィールドノコギリ
<特徴①> | カッターのような設計になっており、ロックをスライドさせることで刃を出すことができる |
<特徴②> | ネジロックを回すことでロックを解除できるため、好きな長さに調節することができる |
<特徴③> | 刃だけ交換することができるためメンテナンスがしやすく長く使える |
【コニファーコーン】バタフライソー2
<特徴①> | 最軽量クラスの”両刃ノコギリ” |
<特徴②> | 2種類の刃の形状を備えており、用途に応じて側面を変えることができる |
<特徴③> | 小ぶりな大きさでありながら鋭い切れ味が特徴なので、女性や子供でも使いやすい |
まとめ
ノコギリはキャンプの幅を広げてくれる優秀なアウトドアギアであることをご理解いただけたかと思います!
相手が自然だからこそ、自分でコントロールできる範囲はとても狭いですが、その中で工夫をしてより快適に充実した時間を過ごすことがアウトドアの醍醐味ですよね!
そんな醍醐味により豊かさを加えてくれるのが今回ご紹介したノコギリになります。
自分に合ったノコギリを見つけて、さらにキャンプを楽しみましょう!
※ブッシュクラフトを楽しみたいと思っている方はこちらの記事もご覧ください!