日帰りキャンプやBBQはしたことがあるけど、お泊まりキャンプはまだ挑戦したことがない・・という方にとって、お泊まりキャンプを躊躇する一番の原因はやはり「夜眠れるのかな・・」という不安が大きいのではないでしょうか?
「地面が硬くて眠れなそう・・」「体が痛くなりそう・・」そういった不安を一撃で払拭する救世主のようなギアがあります!
それが「インフレーターマット」です!
今回は、
インフレーターマットとはどんなものなのか?
購入するときの注意点は?
おすすめのインフレーターマットは?
この3点についてご紹介します!
インフレーターマットとは?
インフレーター=気体を取り込んで膨らむ装置
マット=マットレス
ズバリ!「空気で膨らむマットレス」ということです!(そのままですね・・)
ただし、インフレーターマットにはもう一つの特徴がありますが、これがとても重要なんです。
それは「中にクッション材が充填されている」ということです!
空気で膨らむ上に、そもそも中にクッション材が入っているので、フワフワとした寝心地はもちろん、空気だけの構造ではないので程よく体を支えてくれます!
片付ける時も空気を抜いて丸めるだけなので比較的簡単に撤収できるのがインフレーターマットの特徴です。
購入するときの注意点
まずはインフレーターマットの魅力をお伝えさせていただきましたが、次は実際に購入するときに注目しておきたいポイントをご紹介します!
■厚みを確認する
まずはじめに確認したいのが、寝心地に最も影響してくる「厚み」です。
「厚ければ暑いほど良い、薄いのはダメ」というわけではないので要注意!
それぞれメリット・デメリットがあるので、代表的な厚み別に比較していきましょう!
<厚み:3cmのメリット・デメリット>
メリット | ・比較的軽量なものが多い ・たたみやすく、収納サイズがコンパクトなものが多い |
デメリット | ・薄いので地面の凸凹が伝わってくる ・中のクッション材が少ないので膨らみづらい |
<厚み:5cmのメリット・デメリット>
メリット | ・自動的にある程度まで膨らんでくれる ・砂利程度の凸凹であればそこまで違和感を感じず眠れそう |
デメリット | ・3cmに比べると収納サイズが大きく、収納が難しい ・最も一般的な厚みで種類が多く、購入を検討する際の比較が難しい |
<厚み:8cmのメリット・デメリット>
メリット | ・快適に眠りたいなら8cm以上がベスト!寝心地が安定している ・クッション材が十分な量を含んでいるので、自動で膨らむ |
デメリット | ・比較的高価なものが多い ・たたみづらく小さくならないのでスペースを圧迫してしまう |
■サイズを確認する
厚みを確認した後はマット全体の大きさを確認しましょう。
マットによっては収納時のサイズを考慮して小さめに設計されているものや、2人以上でも使用できるようにかなり大きめに設計されたダブルサイズのものもあります。
1人で使用するのか、子供と一緒に寝るために大きめを選ぶのか、など用途に応じてサイズを検討しましょう!
1人用の目安のサイズはだいたい「195cm × 60cm」ぐらいの大きさが相場になっています。
こちらを目安に購入を検討してみてください!
■「R値」を確認する
R値とは、断熱性を表す数値であり、この値が高ければ高いほど冷気が伝わりにくく、地面の温度の影響を受けづらさを表す数値になります!
数値が高いほど高スペックとなりますが、厳冬期や過酷な環境で使う想定がなければそこまで高い必要はありません。
想定する環境にあった数値を選ぶことでコスパ良くマットを選ぶことができるので、それぞれのR値の目安を把握しておきましょう!
R値 | イメージ |
1.0〜2.0 | 春〜夏(クッション性さえあれば十分) |
2.1〜3.2 | 春〜秋(標高や環境によっては底冷えが激しいのでこのくらい必要) |
3.3〜5.0 | 冬(地面からの冷気が絶えず伝わってくるので、十分な断熱性が必要) |
5.1以上 | 厳冬期(考え得る防寒対策を全て講じる必要あり!) |
おすすめのインフレーターマット5選
【コールマン】キャンパーインフレーターマット シングルⅢ
<特徴①> | 使用サイズ:約63×195×5(h)cm |
<特徴②> | サイドにあるボタンでいくつでも連結が可能 |
<特徴③> | 自動膨張式なのでバルブを開ければ勝手に膨らむ |
【WAQ】キャンプマット
<特徴①> | バルブを開けてから約3分で膨らむので設営が簡単 |
<特徴②> | 背面に滑り止め加工が施されているので寝返りでマットがズレにくい |
<特徴③> | R値が推定4.5〜5.0あり、真冬での使用も可能 |
【FIELDOOR】枕付き車中泊マット
<特徴①> | マットに枕が備え付きになっており、別で枕を準備する必要がない |
<特徴②> | シングル〜ダブルサイズまで用途にあった大きさを選択できる(※上記はLサイズ) |
<特徴③> | バルブ調整でマットをお好みの硬さに調節ができる |
【コールマン】キャンパーインフレーターマットハイピーク シングル
<特徴①> | 厚みが10cmありアウトドアとは思えない寝心地 |
<特徴②> | 収納ケースがポンプの役割を兼ねており、簡単に膨らませることができる |
<特徴③> | シングルサイズの他、ダブルサイズの展開もあり |
【NEMO】ローマーXLワイド
<特徴①> | 厚さは10cm以上、横幅は76cmあるため伸び伸びゆったりと横になれる |
<特徴②> | エアフロー構造を採用しており、マットレスのような寝心地 |
<特徴③> | 大型マットでありながら収納サイズが40×Φ25㎝とかなりコンパクト |
まとめ
いかがでしたか?
キャンプの快適性を大きく左右するのが就寝ですが、その就寝を快適な時間に変えてくれるのがインフレーターマットです!
これまでキャンプで寝るのが苦手だった方も、インフレーターマットを手に入れることで寝るのが楽しみになること間違いなしです!
次の日に疲れを残さず、キャンプの楽しかった思い出だけを残す為に、ぜひ自分に合ったインフレーターマットを購入しましょう!
※焚き火台と一緒にテントやタープの購入を検討されている方はこちらの記事もおすすめです!
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