ファミリーキャンプ向けおすすめのキャンピングカー12選

毎日の騒がしさやデジタル社会の中から離れて、家族と一緒に自然のなかでのんびり時間を過ごすファミリーキャンプ。子供たちはゲームやスマホではなく、川や虫、花に触れながら五感を使った遊びを楽しんで、大人たちは束の間の静かな時間を思いっきり楽しめるんです。ファミリーキャンプでは、大きなテントやタープ、家族みんな分のアウトドアチェアやテーブル、クーラーボックスなど、持ち物も結構な数。それをどこかへ移動するわけだけど、山や海、湖、川など様々な場所に行くから、車の中での時間も結構なもの。時には狭い道や悪い道を進むこともあるから、クルマにはしっかり積載力や快適さ、そして悪路もバッチリ走れる性能が必要なんです。ママも安心して家族と楽しい思い出を作れるようにね!

今回は、これからキャンプを始めてみたいけどどんな車が使いやすの?と思ってる方に向けて、家族4人、予算300万円台くらいで、買い物や子供の送迎など普段の使い勝手はそのままに、初めてのキャンプやたまーに行くキャンプを家族全員で安全に快適で楽しい体験にするためのおすすめ車選びや車種ごとの性能比較をご紹介します。ご家族全員で素晴らしい思い出を作りましょう!

ファミリーキャンプにおすすめの車とは














引用元:photo-ac.com

メインの使い方は普段の買物とか子供の送迎で、たまにキャンプに行くという使い方をイメージしてみましょう。普段からキャンプ使いまで、出来るだけ不自由なくオシャレに移動したいですよね!そんなファミリー層におすすめな車とは、「普段の使い勝手がよく、家族がゆったり座れ、全員分のキャンプギアが入り、移動中も快適に過ごせるオシャレな車」。なんだかラーメン屋さんでいうとトッピング全部盛りみたいで欲張りな気がしますね(笑)。もう少し具体的に車選びのイメージを持っていただくために、普段使い&キャンプで使える車を選ぶ際のポイントについてご紹介したいと思います。

普段使い&キャンプで使える車を選ぶ際のポイント


両親と子供2人の4人家族をイメージして車を選ぶ基準を考えてみましょう。まず、家族全員が座れることが大前提ですが、軽自動車でも4人定員ですので軽自動車~普通車が候補となります。次に大事なのはどれだけの荷物が積めるかの積載力。軽自動車ですとどうしても車内スペースは普通車に比べて小さいため、キャンプに持っていく荷物を極力コンパクトな物にするか、キャンプ場でレンタルするなどして工夫することが出来ます。逆に普通車のミニバンタイプなど4人以上の座席数があれば、親戚や友達も一緒にキャンプに行くこともできますし、普段は余った座席は荷物置きとしても使えます。キャンプギアが多くなっても1泊~2泊程度のキャンプであれば収納力には困らないでしょう。

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必要なスペック

積載力大型テントやタープをはじめ家族分のアウトドアチェアやテーブル、クーラーボックスなど、運搬するギアが多くなりがちなのがファミリーキャンプです。箱型のワンボックスタイプですとタープポールなどの長尺物も積みやすく、ギアを入れたボックスの積み込みも容易になります。
4人家族の必要積載力(参考)
 8人定員なら人+荷物は積載OK
 4~5人定員なら荷室の仕切り棚やルーフボックスを併用し積載力を上げれば問題なし
 積載力に限界があれば、折り畳み式などコンパクトになるギアの選定で工夫する
悪路走破性キャンプ場といえば、山奥や海辺、湖畔、河川といった自然に囲まれた魅力的なエリアが多くありますが、キャンプ場に入った途端にでこぼこ道や急坂、雨などでぬかるんだ道に遭遇することがあります。せっかくキャンプに来たのに、あと一息のところであたふたしないためにも、ある程度の悪路でも問題なく走り抜けられる性能も必要になります
特にお子様が乗車しているシーンでは、キャンプ場に行く道中で怖い思いをさせるとキャンプ=怖いイメージに繋がるので、悪路走破性は必要と考えましょう。4WDの設定があれば選んでおくと安心です。
取り回しキャンプ場に行く道中では、ナビに沿って行ったとしても川や山沿いの狭小な生活道路や離合が困難な道路を案内されることはザラにあります。家族と荷物を満載にした状態では視界も悪くなる為、ハンドルの取り回しがしやすい車や車両感覚の分かりやすい車だと助かります
安全性家族でキャンプを思う存分楽しむことはとてもリフレッシュになりますが、慣れない環境で過ごす分疲労が出ることがあります。宿泊の翌日はチェックアウトの時間までにテントやタープ、持ち込んだギアの撤収をする必要があり、雨など降っていると思うように片付かずバタバタ・・・。さらに帰路では運転疲れも考えられます。そんな状況においては、最新の安全運転支援システムが搭載された「サポカー」認定車ですと、車線逸脱警告やブレーキサポートなど万が一の際に強力にドライバーをサポートしてくれます。さらに、最新の運転支援システムの中には限定的な環境下で自動運転もしてくれるので、手足をリラックスさせて疲労感軽減にも役立つ車もあります。


道中のお子様の様子や積み込んだ荷物の確認にはサブミラーが便利!


万が一の事態に備えてドライブレコーダーを搭載しておくと安心です。

車種比較

さて、ここからは実際に普段使い&キャンプで使える車種のご紹介をしたいと思います。車種タイプ別に代表的な3台について、それぞれの車の特徴をみていきましょう。

スペック比較(筆者作成)

ミニバンタイプ

乗車スペースと荷室を最大限確保した広々空間を持ったタイプをミニバンタイプと呼びます。以下の3車種は車の大きさやサイズ感はほぼ同じですが、快適装備や収納、運転システムなどに特徴があります。

トヨタノア/VOXY

引用元:toyota.jp










言わずと知れた、トヨタを代表するワンボックス車であり、ファミリーカーといえばこれ!的な車です。最大の特徴は多彩なシートアレンジです。普段は家族の乗車メインで各座席を出しておいて、買い物やキャンプなどで荷物をたくさん積むぞ!となれば、2列目の座席を前方に大きくスライドしたり、3列目の座席を収納すれば広大な収納スペースを確保することができます。車のスペックとしては最新の安全運転支援システムが搭載されているほか、燃費性能も他のミニバンに比べて優れています。遠出した際も安心感が得られ、燃費については交通費の節約になるでしょう。

車中泊の快適性をアップさせるにはマットがオススメです!

日産セレナ

引用元:nissan.co.jp











日産のe-powerと呼ばれる電動技術で、ファミリーカーとは思えない元気のいい走りが出来ます。そしてなんといっても最新の自動運転システム「日産プロパイロット2.0」が最大の特徴です。高速道路などで手足を完全に話した状態で自動運転してくれる、素晴らしいシステムが搭載されたグレードもあります。室内空間はミニバンならではの使い勝手、多彩なシートアレンジを持っており、たくさんの荷物の積み込みはもちろんシートをすべて倒せば車中泊だってこなせます。

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ホンダステップワゴン

引用元:https://www.honda.co.jp










ステップワゴンはユーザーの「すてきな暮らし」をコンセプトにした、様々な生活スタイルに寄り添った車に仕上がっています。特徴は大きく2つあり、1つ目は室内の使い勝手が優れている点です。特に床の低さはトヨタノア/VOXY、日産セレナよりも低いところが特徴で、荷物の出し入れがし易かったり高さのある荷物の積み込みも簡単に出来ます。また、乗り込みのし易さにも繋がっており、自動スライドドアも相まって小さなお子様でも自分で安全に乗り降り出来ます。特徴の2つ目は見た目のシンプルさです。シンプル=どのシーンでも違和感なく馴染みやすいデザインといえます。フロントグリルのメッキパーツを極力抑えたデザインは、街中でもキャンプ場においても自然に馴染むデザインが魅力です。

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SUVタイプ

トヨタRAV4

家族が全員乗れて、荷物も多く運びたいけど見た目のオシャレさを妥協したくない!といったオシャレ奥様方におすすめなのがSUVタイプです。比較的車幅が広く車高が高めなのが特徴で、どっしりとして地面をしっかり掴んで走ってくれそうな頼もしい姿をしています。もちろん、見た目だけではなく最新の4WDシステムによって悪路走行も得意、そんな特徴を持った3車種をご紹介します。

引用元:toyota.jp













トヨタRAV4の特徴はロー&ワイドボディのどっしりしたフォルムと樹脂パーツの造形がもたらすオフロード感、頼もしさです。カスタムパーツもたくさん発売されていますので、自分の好み、用途に合わせて思う存分カスタムが出来ますし、男性ウケもいいので旦那様にも「かっこいい車」として所有欲を満たしてくれるでしょう。

水ものも汚れもへっちゃら!車種専用カーゴマットならスマートに収まります。

日産エクストレイル

引用元:nissan.co.jp












日産エクストレイルの特徴は高級感あるデザインと全車e-POWER(ハイブリッド)採用による低燃費性能です。デザインについては、全体的に丸みを持ったボディーライン、ボディ同色のフェンダーモール(タイヤを囲っている部分が黒くない)、控えめなメッキパーツの採用により高級感を出しています。車全体のデザインはSUVですので、都会からキャンプ場までどのシーンでもうまく馴染んでくれます。

ラゲッジマットがあればキャンプ道具の積み込みによる内装の汚れを防止できます。

マツダCX-5


引用元:mazda.co.jp










マツダCX-5は「鼓動デザイン」がもたらす精悍な顔つきと高級感、「人間中心」の開発コンセプトによる運転のし易さや安心の4WD性能が特徴です。ここで特にご紹介したいのは後者の「人間中心」コンセプト。日本車で唯一、人間の骨格や筋肉の動きから着座姿勢やハンドルの位置を決めており、交通状況に瞬時に反応できたり、長時間の運転でも体の凝りや疲れが出にくい姿勢をただ普通に座っているだけで自然にキープできます。また、電動制御4WDシステムを搭載しており、デコボコの悪路でも各タイヤの駆動力をコンピュータ制御により最適化、スリップしないよう走行することが出来ます。その結果、誰でもどこでもいつでも運転がし易い車となっています。

空気触媒加工付のラゲッジマットなら夏場の気になる臭いを低減してくれます。

軽自動車

とくかく運転が不安で小さい車しか運転したくない!でもキャンプには行ってみたい!という方には軽自動車をおすすめします。「キャンプに軽自動車?荷物入んないでしょ?」と思うなかれ、最近の軽自動車は見た目の小ささとは裏腹に、各社様々な工夫により室内空間を最大限有効活用した仕上がりとなっています。

ダイハツタント

引用元:daihatsu.co.jp












日本語で「たーんと(たくさん)」の意味を持つ車で、たくさんの荷物を積めること、室内の広さからくる解放感が特徴です。最大の特徴は「ミラクルオープンドア」。多くの車に当然としてある助手席と後部座席の間の柱をなくした大胆なボディの作りをしています。それによって子供の乗せ降ろしのし易さや狭い駐車場での乗り降りがし易いといった日常での使い勝手に繋がっていますが、ここでご紹介したいのは「カーサイドタープとの併用による空間の拡大」です。助手席側にタープを連結すれば、車+タープの広大な空間を作ることが出来ます。イメージとしては、車がテント代わりとなり就寝空間、連結したタープ下がリビングとして食事をする、といった感じで、キャンプではタントがひとつのキャンプギアとしてガチに使える車といえるでしょう。

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ホンダNBOX

引用元:www.honda.co.jp/Nbox










日本で一番売れている車、それがホンダNBOXです。シンプルで上質なデザイン、室内空間の広さ、最新の安全運転支援システムを兼ね備えており、どれをとってもピカイチといえます。室内にはダークタンカラーを散りばめ、外装はダークメッキを採用したオシャレで大人らしい感じが出ています。室内空間においては、後席を倒せば自転車が簡単に積める空間を確保しています。

積載力アップにルーフネットはいかが?着替えやすぐ使うものを入れておくのに便利!

スズキエブリィワゴン

引用元:suzuki.co.jp











スズキエブリィワゴンは軽自動車と思えない、もしくは普通車以上の積載力を誇る軽自動車で、キャンプギアでしたらどんな荷物でも楽に積み込みできることが最大の特徴です。軽自動車は普通車にくらべて大きさそのものが小さいためどうしても積載力が劣ってしまいますが、スズキエブリィワゴンは家族4人がゆったり座りながら、軽自動車最大の荷室空間をしっかり確保しており、普通車のSUV以上、ミニバンに迫る積載力を持っています。安全運転支援システムについてはスズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を全車に標準装備していますので、安心して運転することが出来ます。

サイドバーを追加して、積載力や拡張性をアップできます。

商用車バン

業者や配達車で多く使用されている商用車。とくかくたくさんの荷物を積んで毎日毎日走り回ることができる耐久性を兼ね備えた商用車は、キャンプシーンにおいて「車=ギア」として道具のように使い倒せることができます。

トヨタハイエース

引用元:toyota.jp













1日にうちに必ず見かけると言っていいほど普及台数の多いのがハイエース。50年以上の歴史があり、改良と進化を重ね商用車に特化しながら最新の運転技術も標準装備となったのが現行のハイエースです。見た目はかなり大きく感じますが実はノアVOXYやセレナなどミニバンとほぼ同じサイズで、ホイールベース(前タイヤと後ろタイヤの間の長さ)が短いので意外と取り回しがし易い車です。荷室空間においては言わずと知れた普通車最大の積載力を誇ります。キャンプギアの積み方など気にせずとにかくどんどん積み込んで出かけ、キャンプ場でもギアとしてラフに使い倒せます。ボディーの凹みや傷がついたとしても逆にファミリーキャンプの歴史や味を物語るものに見えるほどです。

カーテンがあればさっとプライバシーを確保できます。

日産キャラバン

引用元:nissan.co.jp










ハイエースを購入する際、検討候補によくあがるのが日産キャラバンです。ボディーサイズや荷室空間はハイエースと同じですが、大きな違いは2つあり、1つ目はセカンドシートアレンジです、6:4の分割シートを採用しており、片方を倒して長尺物を積み込むことができます。全席は3人掛けですので、前3人、後ろ1人座れます。2つ目の違いは悪路での走行性能です。パートタイム4WDを採用しており、片輪が浮いた状態でも問題なく走行することができます。デコボコ道や脱輪など怖くありません。

キャラバン専用のベッドキットは取り付け簡単!普段は荷物置きとして活用できます。


トヨタタウンエース

引用元:maduro-online.jp










ハイエースはやっぱり大きすぎて運転が怖い!でも最近はやりのバンライフをやってみたい!という方におすすめなのが、ハイエースよりも一回り小さいサイズのトヨタタウンエースです。サイズ的にはトヨタノア/VOXYよりもさらに小さいうえ、荷室空間はそれ以上を持っていますので、運転のストレスなくたくさんの荷物を簡単に積み込むことができます。安全運転支援システムは全車標準装備されていますので、バンであれど安全に運転することが出来ます。

ベッドのマットレスの厚みは55mmあれば快適に過ごせます!

まとめ















引用元:photo-ac.com


いかがだったでしょうか?家族構成4人、予算300万円台で、買い物や子供の送迎など普段の使い勝手生活を犠牲にすることなく、たまに行くキャンプを家族全員で安全に快適で楽しい体験にするためのおす
すめ車選びや車種ごとの性能比較をご紹介してきました。ご家族全員で素晴らしい思い出を作りましょう!

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