家族で添い寝!ブランド別ファミリーキャンプにおすすめのシュラフ7選

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家族でキャンプに出掛けた時、小さいお子さんの場合添い寝じゃないとぐずって中々寝てくれないという経験はありませんか?家族で添い寝ができるシュラフ(寝袋)だと、昼間のキャンプの楽しかったことなどを話しながら寝る前の時間も楽しく過ごすことができます
添い寝ができるタイプのシュラフだと、アウトドアだけでなく、友達が泊まりにきた時などにも布団がわりに使うことができますし、車のバンなどに敷いて車中泊用にも使えます。今回は、ファミリーキャンプ向けのおすすめシュラフをアウトドアブランド別に紹介します。

シュラフのタイプ

シュラフには、一人用のマミー型と布団のような封筒型(レクタングラー型)の2種類があります。

①マミー型

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マミー型とは、ミイラのような形をしたタイプの寝袋です。封筒型と比較して軽量で、折りたたむとコンパクトになる商品が多いのが特徴です。ザックに取り付けられるので、泊りがけの登山やバックパッカーにも人気のタイプです。ファミリーキャンプでは、荷物が多くなりがちなのでコンパクトになるマミー型を選ぶ人も多いです。
また、封筒型よりも人の体型に合わせた形になっているので、空気を逃しにくく、寝袋全体が温まりやすいため、秋・冬の寒い時期のキャンプにおすすめです。頭部までしっかり覆うこともできます。
その一方で、足先に向かって形状が細くなっているため、伸縮性が乏しいものは窮屈に感じることがあるので、苦手なお子様もいるかもしれません。

②封筒型(レクタングラー型)

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封筒型のシュラフは、布団のようにゆったりと寝たい人におすすめです。マミー型よりもサイズにゆとりをもって作られています。窮屈さを感じにくく、ストレスなく大きな寝返りがうてるので、寝ているときでも動きのあるお子様にはぴったりです。上下に2つを連結できるタイプなら、連結して大きなシュラフにできるためファミリーキャンプにおすすめです。
一方、かさばって持ち運びにくいので、公共交通機関などで運ぶのは荷物が大きくなってしまうかもしれません。ジッパーを開けばひざに掛けたり、羽織ったりとブランケット代わりにも使うこともできるのでそこは荷物を減らすことができるかもしれません。
封筒型のシュラフはゆったりした作りの分、隙間が多い形状になっており、温まりにくい場合があるので春・夏の暖かい時期におすすめです。

シュラフの選び方

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シュラフは大きく分けてマミー型と封筒型の2つのタイプがありますが、暖かさや運びやすさなどシュラフを選ぶ際に必ずチェックしたいポイントを紹介します。

シュラフの選び方①寝心地・保温性は中綿の充填量とFP

中綿の充填量が1400g以上のものは、背中が床の固さを感じにくいです。保温性を重要視する人は、中綿の量が1200g以上あるものがおすすめです。
保温性に関しては、中綿の充填量に加えてFP(フィルパワー)も重要です。FPとは、ダウンの空気の含みやすさを示す単位で、数値が大きければ大きいほど空気を多く含み保温性が高くなります。FP550以上が良質で、FP700以上は高品質といわれていますが、保温性を求める場合は、720FP以上のものがおすすめです。

シュラフの選び方②中綿の素材

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中綿は、鳥の毛を加工したダウンと、化学繊維の2種類があります。

ダウン化学繊維
メリット・コンパクトで軽量・水に濡れても保温性をキープできるため、悪天候の日の使用におすすめ
ダウンより低価格な2万円前後で購入できる
・洗濯機で丸洗いできる商品もあり、メンテナンスしやすい
デメリット・ダウンは水に濡れると保温力が下がる
*水辺での使用や悪天候時は防水・保温機能がある「スリーピングバッグカバー」で保護すると安心です
ダウンよりもかさばりやすい

シュラフの選び方③快適使用温度

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限界温度使用可能温度快適使用温度の3つの温度が表示されていることが多いのですが、これらのなかで注目すべきは快適使用温度です。宿泊する場所の最低気温を調べ、快適使用温度が最低気温以下のものを選ぶことをおすすめします。

限界温度一般的な女性が寝袋の中で膝を抱えるくらい丸くなった状態で6時間までなら耐えられる温度域。低体温症のリスクあり。
使用可能温度一般的な成人男性が寝袋の中で丸くなり、8時間寝られる温度域。
快適使用温度一般的な成人女性が寒さを感じることなく寝ることができる温度域。

寝袋の中で着る衣類にも大きく左右されるので寒い場所に行く時は快適使用温度を過信せずに十分に暖かい服で寝るようにしてください。特に子どもは体温が下がりやすいので注意が必要です。

ブランド別ファミリーキャンプにおすすめのシュラフ7選

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ブランド別にファミリーキャンプ向けのおすすめシュラフを紹介します。

おすすめブランド①モンベル(mont-bell)

引用元:モンベル(https://www.montbell.jp/

モンベルは、登山用品をメインに取り扱う日本の大手アウトドアブランドです。豊富なバリエーションがあり、サイズ・温度帯・ジッパーの取り付け位置別に細かな商品展開をしているので、自分にぴったりの寝袋を見つけられます。女性の体に合うレディースモデル・長身の人向けのロングモデル・キッズ用のホローバッグなどがあります。
また、シュラフに傷や破れなどのトラブルが起きた際、有料の修理サービスがあったりと購入後のアフターケアもしっかりと用意されているのでお気に入りのシュラフを長く愛用できます。

スーパースパイラルストレッチシステムシュラフが体に密着するようなデザイン。保温性がアップしながらも、高い伸縮性があり、窮屈さを感じない寝心地がポイントです。
スパイダーバッフルシステム縫い目をなくすことで高い断熱性を実現。この製法を採用しているモデルは値段が高いですが、冬キャンプに行く人はぜひ注目してみてください。
エクセロフトモンベル独自のエクセロフトという化繊綿を使用しており、3種のポリエステル繊維を組み合わせているため、耐久性が高いのもメリット。膨らみの回復に優れていて極細繊維が空間をうめるので、温かい空気を保てます。

モンベルおすすめのシュラフ:シームレスダウンハガー800#3 R/ZIP サンライズレッド(SURD)#1121401

引用元:モンベル(https://www.montbell.jp/

#0・1・2が冬、#3が春・秋、#5・7が夏向けのシュラフです。春・秋・冬のスリーシーズンで同じものを使用したい場合は#2か#3がおすすめです。#2は快適温度が0℃前後で、#3は快適温度が4℃前後が目安となっています。例えば、富士山が望めるキャンプ場がある富士宮市の11月の最低気温は約4.5℃なので、中で着る服を調整すれば#3のモデルでも対応できるでしょう。

素材生地10デニール・バリスティック エアライトナイロン・タフタ(撥水加工)
中綿800FP EXダウン
重量531g(555g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量。
収納サイズ13×26cm(3.0L)
適応身長183cmまで対応
快適温度4℃
使用可能温度-1℃
付属品長期保管用の専用ストリージバッグ

おすすめブランド②ナンガ(NANGA)

引用元:ナンガ(https://store.nanga.jp/

ナンガは大阪に拠点を置く国内ブランドで、上質なダウンにこだわっています。取り扱うダウンは国内で洗浄・精製し、すべての商品に760FP以上の高品質なダウンを使用しています。さらに、独自の加工により、防水性と透湿性を高い水準で両立したダウンの開発にも成功しています。
ビギナーから上級者にあわせた商品を取りそろえているものの、やや高価なため、お金に余裕がある人向けのブランドです。

ナンガおすすめのシュラフ① RABAIMA(ラバイマ) BAG W 600

引用元:ナンガ(https://store.nanga.jp/

キャンプシーズン後半の秋頃まで使用可能な2人用のシュラフ。
子どもであれば、2人以上でも快適なサイズ感のため、ファミリーキャンプでも使うことができます。

素材生地15デニール・ナイロンリップ
中綿ホワイトダックダウン80-20% (650FP)※背面は化学繊維を使用、ダウン量:600g
内部構造ボックスキルト構造
重量1,600g
収納サイズ25×40cm
サイズ140×233cm
created by Rinker
Nanga(ナンガ)
¥64,856 (2024/09/16 11:15:29時点 Amazon調べ-詳細)

ナンガおすすめのシュラフ②RABAIMA(ラバイマ) BAG W 1000

引用元:ナンガ(https://store.nanga.jp/

ドラフトチューブがあり、ファスナーサイドからの冷気の侵入を防ぎます。上面には保温性が高く軽い ダウン、体重によって潰れてしまう下面には化繊綿(シングルキルト構造)と合理的な構造となって います。キャンプや野外フェスだけでなく、家や車中泊にも活躍するシリーズです。 

素材生地15デニール・ナイロンリップ
中綿ホワイトダックダウン80-20% (650FP)※背面は化学繊維を使用 ダウン量:1000g
内部構造ボックスキルト構造
重量2,500g
収納サイズ40×58cm
サイズ140×233cm
created by Rinker
Nanga(ナンガ)
¥95,700 (2024/09/16 11:16:34時点 Amazon調べ-詳細)

おすすめブランド③コールマン(Coleman)

引用元:コールマン(https://www.coleman.co.jp

コールマンの寝袋は、快適さを重視した設計で、封筒型の寝袋が多く、マミー型も寝返りが打てるなどゆとりがあるのが特徴です。 ジッパーで連結して大きく使ったり、手足を出せたりするなど、寝付きが悪くなりがちなお子様にもおすすめのブランドです。

コールマンのおすすめシュラフ①ファミリー2 IN 1/C10 UP

引用元:コールマン(https://www.coleman.co.jp

気温10℃以上に最適なリサイクル生地を採用しています。幅168cmのゆったりサイズなので、一緒に暖かく寝れるファミリーキャンプ用のシュラフです。暖かい空気を肩口から逃がさない『サーマルスプリットカラー』を採用しています。上下を分割して、2つの封筒型スリーピングバッグとしても使うことができます。『EZキャリーケース』は開口部が広くて収納も楽々です。

素材生地表面:ポリエステル( 再生繊維) 裏地:ポリエステル(再生繊維)
中綿ポリエステル(再生繊維)
重量3800g
収納サイズ32×48cm
使用サイズ168×190cm(分割時サイズ:84×190cm)
快適温度10℃以上
付属品収納ケース 品番 2185658

コールマンおすすめのシュラフ②ハドソンダブル

引用元:コールマン(https://www.coleman.co.jp

ファミリー2 IN 1/C10 UP」よりも寒い時期や場所におすすめのシュラフです。肌触りが良く快適 ・保温性の高いColetherm断熱材を使用しています。

素材生地ポリエステル 裏地:フランネル
重量3700g
使用サイズ235cm×150cm(ダブルサイズ)
適合身長180cm前後 
快適使用温度7℃
最低使用温度-13℃

おすすめブランド④スノーピーク(snowpeak)

引用元:スノーピーク(https://www.snowpeak.co.jp/

野遊びを提唱するスノーピークは、しっかり疲れをとるための眠りをなによりも重要だと考えています。家庭の布団とおなじようにセパレートして使える「オフトン」を世に出して、寝袋の常識をガラリと変えてからも、次々と革新的なスリーピングギアを生み出し続けて、日本中のキャンパーたちの眠りを支えています。

スノーピークおすすめのシュラフ:グランドオフトン ダブル1600 BD-051

引用元:スノーピーク(https://www.snowpeak.co.jp/

両サイドと下部には折り返しがあり、寝返りなどで隙間が生まれにくい構造になっています。頭の部分は季節や好みに合わせて上に折り返すことができます。
ダウン素材自体に防水加工を施しているため、極めて低い熱伝導率で暖かい空気を保持する能力を最大限に活かし、洗うこともできるため、生地を清潔に保ちキャンパーにも優しい機能です。抗菌・消臭加工もされています。裏生地は、マットカバーとマットのズレが起きにくいようノンスリップ加工がされています。

素材生地防水加工のダウン素材。表生地:肌触りの良いT/Cコットン。
中綿厚さ5mm
マット厚さ5cmのインフレータブルマット
サイズ63cmが2枚分(=126cm)
快適温度-8℃
限界温度-15℃
created by Rinker
Snow Peak(スノーピーク)
¥71,982 (2024/09/17 01:36:42時点 Amazon調べ-詳細)

おすすめブランド⑤WAQ

引用元:WAQアウトドアストア(https://waq-online.com

WAQは、日本発のアウトドア総合ブランドで、大阪に本社があります。『アウトドアを通じて人生にワクワクを。』をコンセプトに、WAQはどなたでも使いやすい・持っているとついついキャンプに出かけたくなる製品を提供しています。

WAQおすすめのシュラフ:DD SLEEPINGBAG ファミリー用 両開きタイプ寝袋

230×200cmのワイド設計で4人が寝れる封筒(レクタングラー)型のシュラフです。快適使用温度0℃で、春〜秋の肌寒い季節まで使える3シーズン対応です。左右どちらからでも入れるダブルドア(DD)タイプなので、布団のように使うことができます。洗濯機で丸洗いもできるので、小さいお子様とのファミリーキャンプでも安心です。

引用元:WAQ(https://waq-online.com
素材生地ポリエステル100% 綿
中綿ダウンポリエステル300g/m2
重量5200g
快適使用温度0℃
限界使用温度-5℃
サイズ230cm×200cm
収納サイズ38cm×77cm


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