テントやタープの設営に必要なペグ。
テントを買った時のおまけでペグがついてくることもありますが、やっぱりおまけ程度のペグなので設営が大変!
いざペグを買おうと思っても素材や形が様々で、
”どれを買えばいいのかわからない!”
という人も多いのではないでしょうか?
今回は、自分に合ったペグを選ぶポイント3つを紹介します!
ぜひ自分に合ったペグを見つけてみましょう!
目次
ペグを選ぶときのポイント
ポイント1:素材で選ぶ
ペグを選ぶ上で見逃しがちなのが”素材”です!
素材によってペグの長所が変わり、素材に合った利用シーンも変わってくるので、それぞれ特徴を押さえておきましょう!
耐久性 | 軽さ | コスト | |
鍛造 | ◎ | × | ◯ |
プラスチック | × | ◎ | ◎ |
アルミ | ◯ | ◎ | ◯ |
スチール | × | ◯ | ◎ |
チタン | ◎ | ◎ | × |
・鍛造
└耐久性が高いがとても重い。1本あたりのコストも高め。
・プラスチック
└耐久性がとても低いが軽い。テントのおまけで付属していることが多い。
・アルミ
└軽さ、耐久性、コストのバランスが良い。
・スチール
└比較的安価だが耐久性に劣る。
・チタン
└非常に堅牢で軽い。一方、1本のあたりのコストは高め。
ポイント2:形状で選ぶ
素材の次にペグの特徴を決めるのが”形状”です。
”なんで形状が違うの?”と思うかもしれませんが、それはズバリ”いろいろな地面に対応するため”になります!
形状によって重さや耐久性などが変わってきますが、”どのような地面に適しているのか?”に注目してそれぞれ形状を整理してみましょう!
メリット | デメリット | おすすめな地面 | |
ピンペグ | 安価・軽量でコンパクト | 耐久性に劣る | 草地や比較的柔らかい地面 |
X・Y字ペグ | 固定力が高い | 隙間に土が溜まりやすい | 固すぎる地面には向かない |
V・U字ペグ | 固定力が高くコンパクト | 隙間に土が溜まりやすい | 樹林帯や石の少ない地面 |
鍛造ペグ | 耐久性・貫通性抜群 | 非常に重い | 万能※車移動が前提 |
ポイント3:長さで選ぶ
ペグ選びで最も重要といっていいのが”ペグの長さ”です。
いかに形状や素材にこだわっても長さを見誤ってしまうとフィールドでは通用しない、なんてこともあり得ます・・
また、ペグは長ければ長いほどいい、というわけではないのでしっかりと長さ別の特徴を整理しておきましょう!
メリット | デメリット | おすすめシーン | |
長さ:20cm前後 | 軽量でコンパクト | 刺さりが浅く地面への効きが弱い | 登山やツーリングなどコンパクトなテントを使用する場合 |
長さ:30cm前後 | どんなテント・タープにも使える万能な長さ | 大型テントやタープだと地面への効きが足らない | 芝生や土など一般的なキャンプ場ならどこでもOK |
長さ:40cm以上 | 圧倒的な固定力 | 非常に重く収納スペースを圧迫する | 砂地やとても柔らかい地面に有効 |
おすすめのペグ7選
ここまで、ペグを選ぶ際の重要となるポイントをご紹介しました!
中にはキャンプ熟練者や登山を楽しむ人におすすめなペグ等もありましたので、今回は”ファミリーキャンパーにおすすめ”できるペグをご紹介します!
【スノーピーク】ソリッドステーク30
<特徴①> | 燕三条に伝わる鍛造製法で究極の耐久性が特徴 |
<特徴②> | 地面のコンディションに合わせて4つの長さから選べる |
<特徴③> | 曲がった場合はハンマーで叩いて直すことができる |
【エリッゼ】鍛造ペグ エリッゼステーク
<特徴①> | ペグの断面が楕円形になっており、地面に打ち込んだ際にペグが回らない |
<特徴②> | 地面のコンディションに合わせて4つの長さから選べる |
<特徴③> | カラーバリエーションが豊富で約10色ほどの種類がある |
【ユニフレーム】ジュラパワーペグ250
<特徴①> | 特殊な曲げ加工が施してあり打ち込み時に力が分散しないよう設計 |
<特徴②> | 断面が延期ではなく平打ち加工を施すことで強度をアップしている |
<特徴③> | フック部分が大きく、ロープをかける際や引き抜くときなど扱いやすい |
【ムース】バルブステーク ロング
<特徴①> | ヘッド部分が平らになっておりハンマーで打ちやすい |
<特徴②> | 平らの面が大きいのである程度打ち込んだ後は足で踏み込むことでペグ打ちができる |
<特徴③> | 面が大きく、引き抜くときも掴みやすいので子供でも扱うことができる |
【スームルーム】チタン製ペグ
<特徴①> | チタン製なので非常に軽量でありながら耐久性が高い |
<特徴②> | 錆びにくい材質のため、多少ガシガシ使っても傷みづらく安心 |
<特徴③> | 固定ロープがついており反射材が含まれているので暗い場所でも位置を確認しやすい |
【キャプテンスタッグ】PC.サンドペグ
<特徴①> | 樹脂製なので大ぶりなペグでも比較的軽量で運搬しやすい |
<特徴②> | 面がたくさん施されているので、砂地のような柔らかい地面でも固定できる |
<特徴③> | ペグフックが2箇所あり角度気にせずペグ打ちできる |
【ヒバナス】HIBASAS
<特徴①> | 可愛いデザインが特徴的で子供が気に入ること間違いなし |
<特徴②> | 色々なポーズをした人型や猫などデザインが豊富で子供と一緒に選ぶのも楽しい |
<特徴③> | デザインオーダーも可能なのでオリジナルのペグを作ることも可能 |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
たかがペグといえど、テントやタープなどキャンプを楽しむ上で必須となるギアを縁の下で支える重要なギアであることがわかったかと思います!
ペグにこだわることで設営が楽になったり、安心感を確保したりと、キャンプがより豊かになること間違いなしなので、ぜひこの機会にペグを見直してみましょう!
※ペグと一緒にテントやタープの購入を検討されている方はこちらの記事もおすすめです!
ぜひご覧ください!