ファミリーキャンプ向け 車のギア収納テクニック

非日常空間で自然の中でゆったりした時間を過ごせるのが魅力のキャンプ。家族と過ごすファミリーキャンプでは家族の新たな一面に気づいたり、家族の絆をさらに深めることができる機会が多々あります。家族でゆったり過ごしたり食事をするためのテーブルやアウトドアチェア、大型クーラーボックス、人数分の寝袋にテントマットなど、一晩や二晩だけといえど、無くてはならないものばかりでどうしても持っていくギアが多くなってしまいます。この記事では、家族と多くのギアをキャンプ場まで運ぶにはどうすれば良いのか、今所有している車に全部入れる良い方法を知りたいといった方に向けて、ファミリーキャンプ向けの収納術や収納アイデアをご紹介します。

この記事をお読みになることでみなさんの快適なキャンプの実現に繋がればこの上ないと思っていますので、最後までご覧いただければ幸いです!

ファミリーキャンプで必要になる主なギア

ファミリーキャンプでは人数分の荷物や、全員が快適に過ごすための空間作りのために必要なファミリーキャンプテントやタープが必要になります。食べる、快適に過ごす、寝るといった基本的なことをするために必要になる主なギアについてご紹介します。

引用元:https://www.carsensor.net/contents/article_images/_63986/2.jpg

ギアファミリーキャンプに必要な仕様
テントファミリー向けの大型で広々としたテントが理想的です。
ツールームテントなどリビングと寝室が分かれているものが便利ですが、収納袋に入れても割と大きな荷物になります。
タープ、ポール広げたときの大きさは最低でも3×3mくらいは必要
日よけや雨除け用。近くで焚火をしている場合は灰が風に乗って
降ってきますので、灰除けにもなります。
タープポールは大型のタープに合わせて外径の太いものが必要。コットン系のタープはさらに重たくなるので、最低でもアルミの32mmの外径のものが必要になります。
焚火台、BBQ台キャンプの醍醐味はみんなで火を囲む焚火やBBQ!
ファミリーキャンプサイズとなると展開時に60cm×60cmくらいは欲しいところ。折り畳めるものがほとんどですが、折りたたんでもそこまでコンパクトにならないものが多いです。
寝具スリーピングバッグ×4
スリーピングマット×4
特に冬場のキャンプで快適に過ごすための寝具はダウン量が多くなったりマットの厚みも分厚くなってきますので、より嵩張ってしまいます。
調理器具  ヘラやお玉、菜箸、包丁にまな板など。
調理器具をまとめて収納しておくギアケースなどあれば嵩張らず綺麗に収納や積み込みが出来ます。
食器類シェラカップ、平皿、
マグカップなど人数分
暖房器具       焚火暖炉、ストーブなどテント内を暖められる大きさのものが必要。
サイズは幅50cm、高さ60cm前後~
テーブル4人掛けで快適に過ごすには最低でも幅90cmは必要。
アウトドアチェアー人数分必要。物によっては折りたたんでも小さくならないものがあるので、購入する際は収納時のサイズもしっかり確認すると良いでしょう。
食材、氷、飲み物ギアではありませんが、夏のファミリーキャンプでは特に飲み物や氷の量が多くなります。
大型クーラーボックスも必要です。
照明器具LEDやガスランタンなど、リビングスペース一体を明るく照らせる能力のものが必要です。最近は小型のLEDライトでも十分な光量を出せるものが発売されていますので、出来るだけコンパクトなものを選ぶと準備が楽になります。
防寒用品冬キャンプではジャンパーやフリースなどを着て防寒対策をしますが、人数分となると結構嵩張ってしまいます
ハイキングブーツや適切な靴キャンプで怪我をしてしまうと、楽しさが一気に失われてしまいかねないです。怪我防止のためにキャンプに適した靴は必須です。また、雨キャンプでは靴が濡れてしまいますので、スニーカーでも良いので予備を持っておくと安心。これももちろん人数分必要です。
ブランケット、毛布寒い時期では簡単に体温調節できることが快適なキャンプに繋がります。何枚かブランケットとか毛布を持っていくと良いでしょう。

いかがですか?ざっと必要なものだけをピックアップしてもこんなにあります。これらのギアを用意することで、ファミリーキャンプをより快適で楽しいものにすることができます。キャンプ地や季節によって必要なアイテムは異なるため、計画を立てる際には環境や気象に注意を払いながらギアを選ぶと良いでしょう。

車に積み込む前に抑えたいポイント

リストを作成する

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まず、必要なキャンプギアを紙とかスマホのメモ帳などにリストアップしましょう。テント、寝袋、調理器具、食材、衣類など、必要なものを確認します。リストを作成せずに出発すると、必要なアイテムを忘れる可能性が高まります。中にはキャンプ地で購入できるものもありますが、必要なものや気に入ったものを手に入れることが難しくなります。

まず一面に広げてみる

引用元:https://jisaku-game.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_1238.jpg

先ほどはファミリーキャンプで必要なギアをご紹介しましたが、実際の大きさ感や量、大きさ、形、頻繁に出し入れするものか、壊れやすいものはないかなど、積み込む前に把握しておけば積み込んだものをまた降ろして積みなおすなどの出戻りを防ぎ効率的になります。そのまま地面に置くと大事なギアが汚れてしまうので、グランドシートや無い場合はブルーシートなどを広げて、その上に荷物をどんどん置いていくといいでしょう。

荷物の一時置きには丈夫なグランドシートがおすすめです。

荷室のサイズを測ってみる

自分の車の荷室の幅や奥行きって、普段使っていてもはっきり分からないものです。実はキャンプギアの積み込みを簡単にしたり収納力を上げる一番のコツは、自分の車に合ったサイズのギアを選ぶことです。キャンプギア購入するときに収納時のサイズをしっかりチェックして購入しておくことで、車に積み込んだときに綺麗にすっぽり入るようになるので出し入れがとても簡単になります!

収納ボックスを使用する

引用元:キャンプクエスト – キャンプ情報満載のアウトドアニュースメディア

類似のアイテムを収納ボックスにまとめると、車内が整理されます。例えば、調理用具や食材は別々のボックスにまとめて収納すると便利です。グルーピングがなく、アイテムがバラバラになると、荷物を探すのが難しくなります。車内が混乱しやすくなります。先ほどご紹介したように、荷室のサイズに合わせた収納ボックスを選んでおけば収まりよく収納力UPにつながります。

いよいよ積み込んでみましょう!

重要なアイテムを手近な場所に置く

クーラーボックスや上着など、頻繁に使用するアイテムや緊急時に必要なものは、車内でアクセスしやすい場所に収納しましょう。必要時や緊急時にすぐ必要なアイテムが手に入りにくくなり、ストレスが増えます。手の届く場所に配置しないと、車内での取り回しが悪くなったり、一度車を止めて荷物を探すことになり、キャンプ場に到着する時間や家に帰る時間が無駄に多くなってしまいます。

荷物の詰め方

重心バランスを崩さないよう、大きなアイテムや重いものは底に置き、軽いものや頻繁に使用するものは上に配置します。これにより、車の安定性が増し取り出しやすくなります。荷室を適切に整理せずにアイテムを詰めると荷物が崩れやすくなり、取り出しやすさや安定性が損なわれます。

使わないアイテムは別の場所に

予備など使わないかもしれない物や非常に大きなものは、車外の収納場所に置いておくとスペースを有効活用できます。使わないアイテムが車内に残っていると、スペースが圧迫され、必要なものが見つかりにくくなります。

詰め込みすぎに注意

荷室を詰め込みすぎないようにし、運転中に視界を妨げないように注意しましょう。荷室を詰め込みすぎると、運転時やバック時などにルームミラーを見た時に荷物に視界を遮られてしまい安全性が損なわれます。また、「重心」といって重たい物が高い位置にあると車のバランスが崩れ運転するときに不安定になる現象が起こります。これらのポイントを考慮して、家族全員のキャンプギアを車に効率的に積み込むことができます。

引用元:https://th.bing.com/th/id/OIP.t9UxCKHBKM2G3BFXscmc1AAAAA?rs=1&pid=ImgDetMain

積み込みや運搬のしやすいギアを選んで購入する

必要最小限を選ぶ

キャンプに必要なものはたくさんありますが、最小限のアイテムで済むものを選びましょう。使わない可能性のあるアイテムを削減すると、スペースを節約できます。不必要なアイテムを多く持っていくと、スペースが圧迫され、必要なアイテムが見つからなくなります。また、余計な重量で燃費が悪化する可能性もあります。

折りたたみ可能なアイテムを選ぶ

折りたたみ可能な椅子やテーブル、収納時にコンパクトになるアイテムを選ぶと、スペース効率が良くなります。折りたたみ可能なアイテムを使わないと、車内がスペース不足になりやすくなります。効率的なスペース活用が難しくなります。

アウトドアチェアは組み立て式がおすすめ。慣れれば1~2分で組立られます。

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車自体の収納力を上げる

車のスペースを最大限に活用する

引用元:ぼるしちのキャンプ&ライフ

車の荷室や屋根にキャリアを取り付け、大型のアイテムや軽いものをそこに積むことで、座席内のスペースを確保できます。屋根やトランクのスペースを活用しないと、車内が圧迫され、快適な移動が難しくなります。大型のアイテムを持ち運ぶ際に不便です。ただし、屋根の上は耐荷重(屋根が耐えられる重さ)が決まっており、大体キャリア含めて100kg前後が耐荷重となっていまあす。また、汚れにも注意!天気が晴れていても行きかう車やトラックの排気ガスなどで汚れが付きやすくなるので、汚れが気になるものは室内に入れておくか、ハードボックスタイプのキャリアボックスを設置するといいでしょう。

ルーフラックを取付けておけば大幅に収納力を上げることができます。

荷室の仕切りを使用する

荷室内に仕切りを設け、セクションごとに整理すると、アイテムの混乱を防ぎ、効率的な積み込みが可能です。荷室内が整理されていないと、必要なアイテムが見つからず、キャンプ体験が不便になります。整理整頓が難しくなります。

引用元:https://osotohego.com/wp-content/uploads/2019/06/img_6731.png

まとめ

これらのデメリットを考慮して、効率的かつ安全なキャンプ旅行のためには、積み込みの際に慎重に計画し、整理整頓することが重要です。この記事を参考にされて、ご家族全員で快適で安全なキャンプになることをお祈りしています!

ファミリーキャンプにおすすめのキャンプ場を数々ご紹介していますので、合わせてご覧になってみてくださいね!

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