ここ数年で一気に盛り上がってきたファミリーキャンプですが、今年は外出制限もなく、さらにキャンプを楽しむ方が増えてきそうです。
夏場に楽しむ方が多いですが、涼しいシーズンでも楽しめるキャンプに欠かせないのが「ストーブ」です。寒い夜や日中でもストーブがあれば、テントの中で家族でカードゲームをしたりなど楽しみが一層広がります。
今回は、そんなファミリーキャンプで使えるストーブの紹介をしていきます。これを読むと、お子さんたちとワイワイ、ストーブを囲んで暖かいキャンプを楽しみたくなりますよ!
目次
キャンプ向けストーブの種類と特徴
ファミリーキャンプ向けのストーブは、どんな種類があるのでしょうか。そしてどんな特徴を持ち合わせているでしょうか。さまざまな角度から各種ストーブを見比べていきましょう。
各種の特徴 | 石油ストーブ | 薪ストーブ | ガスストーブ | 電気ストーブ |
パワー | 〇 | ◎ | △ | × |
持ち運び | × | △ | ◎ | 〇 |
安全性 | × | △ | 〇 | ◎ |
燃費 | ◎ | △ | 〇 | △ |
石油ストーブ
石油ストーブは、パワーが強く広範囲を暖めることが可能です。そして、ストーブ上部が平らなものが多く、やかんや鍋を置いて調理ができる利便性もあります。灯油は少ない量で高いパフォーマンスを出し燃費に優れています。ただ、重量のある本体とポリタンクを持ち運ぶ作業があることや、一酸化炭素中毒に注意しなければならない点も持ち合わせています。
薪ストーブ
薪ストーブは、20畳ほどの広さを暖めることができるほどのパワーを持ち合わせています。寒い季節でも大人数でのキャンプが楽しめます。薪の量で温度調整が可能です。薪はキャンプ場で売っていることも多く、薪自体を持ち運ぶ必要性は少ないでしょう。着火に時間がかかることや、持ち運びに難があること、事前にキャンプ場に問い合わせをしておいた方がよいことが注意点となります。
ガスストーブ
ガスストーブは比較的軽めで、燃料はガスボンベと軽量なので、持ち運びが便利です。そして、1本のガスボンベで3~4時間は持つので燃費もよいでしょう。ただ火力は強くないので広範囲を暖めるのには不向きであること、本体が高温になる可能性があることを考慮しなければなりません。
電気ストーブ
電気ストーブは、スイッチを入れるとすぐに暖が取れることに優れています。そして火を使わないので安全性が高く小さなお子様がいる場合は、おすすめです。パワーはそれほど無く、8畳ほどを暖めたり、足元を暖めることに向いています。AC電源や、ポータブル電源が必要となるので、事前に問い合わせたり、購入するなどの準備が要ります。
ファミリーキャンプで使いたい、おすすめの石油ストーブ厳選3選
火力が強く燃費の良い石油ストーブの中から、特におすすめを3つに絞りご紹介します。
アラジン ブルーフレーム
1930年にイギリスで誕生したブルーフレームは、暖かみのあるデザインが特徴でどこか懐かしさを感じさせ、人気を博しています。7畳から10畳ほどの広さの暖めと、灯油を満タンに入れると約15時間の燃焼が可能で、パワーの強さと燃費の良さを兼ね備えています。匂いの発生を抑える機能があるのも嬉しい点です。
アルパカ new アルパカコンパクト
アルパカストーブは韓国製の石油ストーブで、安価で購入できて火力が強いことが特徴です。コンパクトで見た目がかわいいことも人気の理由です。他のストーブより体感も暖かく感じられ、冬のファミリーキャンプに向いています。
トヨトミ RBー250
トヨトミRB-250は特殊なガラスコーティングを使用し、灯る光が七色に彩り、その美しさに癒されるユーザーが多く人気となっています。デザインもレトロで、4色の中から選ぶことができます。燃焼時間が20時間あることも魅力です。
ファミリーキャンプで使いたい、おすすめの薪ストーブ厳選3選
火力が強く広範囲を暖められる薪ストーブの中から、特におすすめを3つに厳選して紹介します。
ホンマ製作所 時計1型薪ストーブセットASS-60
煙突が特徴的なホンマ製作所の時計1型は軽量で持ち運びが楽な薪ストーブで、暖や煮炊きに必要な熱を素早く確保します。ストーブ天板には、やかんや鍋、羽釜がセット可能です。ステンレス製なので錆びず長持ちします。
ホンマ製作所 クッキングストーブ RS-41
機能のわりに価格が安くコストパフォーマンスが良く、ユーザーからの満足度が高い商品です。薪で火力を調整しながら調理するのが、苦労しながらも楽しくキャンプを行うことが可能です。バーベキューコンロが不要となるので、持ち運びも楽になります。
キャプテンスタッグ KAMADO UG-01
付属するバッグに入れることで女性でも持ち運びが可能です。周辺を暖めるだけでなく、鍋や天板、ケトルなどを置いての調理や、やかんでお湯を沸かすことで楽しむことができます。脚のジョイントが継ぎ足せるので、腰をかがめずに調理を行える高さの調整ができます。
ファミリーキャンプで使いたい、おすすめのガスストーブ厳選3選
持ち運びが便利で燃費が良いガスストーブの中から、特におすすめしたい3つの商品を紹介します。
イワタニ CB-STV-MYD
市販のガスボンベ1本で3時間以上燃焼可能で、高いコスパを発揮します。軽量なので持ち運びが便利です。点火も楽ですぐに暖を取ることが出来ることもあり、高い人気を保っています。
アラジン SAGーBF02A-Y
アラジンの代表商品である石油ストーブ「ブルーフレーム」のデザインをモチーフにしたガスストーブで、オシャレな見た目は特に女性からの支持を得ています。付属の収納袋は、本体とガスボンベを共に収めることができるので、持ち運びがとても楽です。
イワタニアイコレクト CB-CGS-PTB
着火が簡単で持ち運びが可能、エコモードだと約4時間弱の燃焼が可能です。対流式なので、周辺を広く暖めることができ、1分で暖が取れるので、すぐに使用したい場面では重宝します。
ファミリーキャンプで使いたい、おすすめの電気ストーブ厳選3選
すぐに暖が取れ、安全性が高い電気ストーブの中でも、特におすすめしたい3つの商品を紹介します。
山善 DSEーSKC10
操作はダイヤル式なので、簡単に行えます。本体は熱を持っているので近づくと熱さを感じますが、近くの障害物を検知して自動的に電源が切れるようになっており、火災などの心配は少ないでしょう。ファミリーキャンプ用の電気ストーブでは高い人気があります。
アラジン CAHーG42GBーG
かわいらしい見た目は、デザイン性に評価が高いアラジンならではで、機能性も合わせて高い人気があります。スイッチが上部にあるので、無理な姿勢になる必要がありません。好素材を使用しているため、高熱伝達性を実現し、立ち上がりが早く、すぐ暖まるのが特徴です。
デロンギ DCH6031J
サイズはコンパクトですが、見た目に反して暖め効果が高いです。傾くと自動的に電源が切れたり、凍結防止機能が付いていたりと利便性にも優れています。
まとめ
今回は、ファミリーキャンプで使用したストーブの種類と、厳選したおすすめのストーブを紹介してきました。フルシーズンで楽しめるキャンプですが、秋冬になると欲しくなるストーブは、さまざまな種類があり、それぞれ特徴があるので、自身の意向が反映できる選びがいがあるキャンプグッズです。これを読んで、よりキャンプを楽しんでいただければと思います。